サッカーの用語・戦術と技術・ルールの掲載
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マッチコミッショナー(Match Commissioner)はサッカーの試合に於いて試合会場に於ける全ての出来事に関して監督、運営上の最終的な判断を行い、これらの事柄に関する報告書を派遣先の機関に対して報告する役割を担った人物を指す。この中で審判員のジャッジメントに対する監査の役割については、マッチコミッショナーに含む場合と、マッチコミッショナーとは別個に審判インスペクターを置く場合がある。

通常、試合を行うクラブ、チームが所属する機関、若しくは上位に位置する機関からある一定以上のカテゴリの試合について派遣される。即ち国内のリーグ戦、カップ戦では、所属リーグないしは各国サッカー協会から、大陸連盟レベルの試合については各大陸連盟から、それ以上のレベルについては国際サッカー連盟(FIFA)から派遣される。

どのカテゴリ、大会にマッチコミッショナーを派遣するかは各機関の規定により定められている。


■マッチコミッショナーの名称について

日本語表記での「マッチコミッショナー」については、嘗ては「マッチコミッサリー」として言及されてきたが、FIFAでは英語の"Match Commissioner"と言う表記を用いていた。これに併せて現在ではMatch Commissionerをカタカナ転換した「マッチコミッショナー」と言う表記が日本サッカー協会、日本プロサッカーリーグに於いて用いられている。


■マッチコミッショナーのルール上の規定

サッカーのルールである、"Law of the Game"(日本サッカー協会では「サッカー競技規則」)にはマッチコミッショナーに関する規定は無い。リーグ毎、大会毎にルール以外に別個に規定を置いてマッチコミッショナーを設置している。


■マッチコミッショナーの役割

マッチコミッショナーは試合会場に赴き、そこで起きる全ての出来事に関して監督するのが主な役割である。

▽試合前のマッチコミッショナーの役割
①詳細な試合開始時間の決定
②審判員の確認
③出場選手の確認
④ユニフォームの確認
⑤試合会場の確認
・フィールドの確認
・試合会場の安全の確認(安全が確保できなければ試合の中止を決定できる)
・オフィシャル、スタッフ以外のフィールドへの侵入の防止が図られているかの確認
等が挙げられる。

▽試合中の役割
①審判員のジャッジメントに関してメモ、コメントにかんしてメモを行う。(審判インスペクターをかねる場合)
・ミス・ジャッジが起こった際は、マッチコミッショナーのコメントが重要視される。

▽試合後の役割
①記録係が製作した公式記録を確認し署名を行う。
②審判員と、ジャッジメントについて協議する。
③規定の時間以内に派遣先機関に対して報告書を提出する。


■マッチコミッショナーが報告する内容

マッチコミッショナーは派遣れた機関に対して、規定時間以内に試合の詳細な報告書を提出する事が求められている。

マッチコミッショナーが報告する内容の中で、別個報告先機関による検討が必要になるものとして以下のものが挙げられる。

①審判員のミスジャッジング
②競技会場で起こったアクシデント
・何らかの原因による、試合開始の延期、もしは中止
・許可された者以外のフィールドへの侵入
・サポーター同士による競技場内での衝突



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■ボールに関するルール

サッカーのボールに関するルールの取り決めはLaw of the Game(日本サッカー協会では「サッカー競技規則」)の第2条「ボール」(The Ball)に定められている。

条項の内容は以下の通りである。

▽ボールに求められる規格
①球形である。
②革皮または適切な材質である。
③外周は68-70cmとする
④重さは試合開始時に、410-450gとする
⑤空気圧は0.6-1.1気圧とする。

▽試合の途中でボールが破損した場合の取り扱い
①主審の許可なしに、試合中ボールを交換する事は出来ない。
②主審の許可を得て試合を中断する
③新しいボールに交換した上で、ボールが破損した位置から、ドロップボールで試合を再開する

▽その他FIFAによる決定事項
①試合球は上に挙げた、ボールに求められる規格を全てクリアしていなければならない。
②試合球には公式のFIFAの検定印が刻印されていなければならない。

▽例外事項
ただし、16歳未満の競技者・女子・35歳以上のカテゴリーにおいては以下を大会の競技規則で修正できる。

①大きさ
②重さ
③材質


■サッカーボールの歴史

▽生産
現在世界で生産される手縫いのサッカーボールの70%から80%程度が、パキスタンで製造されている。パキスタンでの製造が多い理由として、1947年までイギリスの植民地であった事。外部パネルの原料となる皮革、内部を膨らませる膀胱を供給する牛がたくさんいた事。特にヒンドゥー教国である隣のインドと比較してイスラームがマジョリティであるパキスタンでは牛の屠殺に対して抵抗が無かった事が挙げられる。サッカーの黎明期となる19世紀末まではこれらの原料をイギリスに輸送した上で、生産が行われていたが、完成品をパキスタンで作る方がコストを省けることが分かった為20世紀に入るとパキスタンでの製造が増大した。現在でも人件費のかかる手縫いのサッカーボールに関してはパキスタンでの製造が続けられている。

こうした手縫いのサッカーボールの製造は家内工業によって生産され、その過程で学齢期の児童がサッカーボールの生産に従事していた。この事が1990年代中頃から国際的な問題に発展した。FIFAは国連児童基金(UNICEF)と同意の上1998年のワールドカップフランス大会から児童の労働によって生産された手縫いのサッカーボールを使用しない事を決定した。


▽革皮
昔のサッカーボールは牛の天然革皮で作られていた。そのため、雨などで水分を吸収すると重くなった。1986年のメキシコ大会から人工皮革製のサッカーボールが使用されるようになり、天候による影響を受けにくくなった。


▽外部パネルの構造
創成期から1960年代までは、12枚ないしは18枚の細長い革で構成されているボール(ゲーリックフットボールのボールと同一)が一般的であった。(1934年のワールドカップイタリア大会のポスター)

1960年代になると、黒塗りの五角形の革12枚と、白塗りの六角形の革20枚で構成された切頂二十面体のボールが登場した。ワールドカップでは1970年のメキシコ大会から、この白と黒のボール(Telstar、テルスター)が採用されている。これはアディダス社が大会のスポンサーとなり、ボールの提供を始めたのと一致する。この形状はアディダス以外のメーカーでも一般的に採用されるようになり、サッカーボールといえばこの形状を指すようになった。以来長期にわたり、表面のデザインは変更されつつも、五角形と六角形の組み合わせが採用され続けた。

2006年のドイツ大会でアディダス社が提供する、+Teamgeist(+チームガイスト)はこれまでのボールの形状と全く構造を異にしている。このボールの外部パネルはプロペラ状のパネル6枚とローター状のパネル8枚の計14枚で構成されており、より真球に近い形状にするためのデザインが施されている。


▽ICチップ内蔵サッカーボール
ゴールやラインを超えたかどうかの審判のミスを防ぐために、ICチップ内蔵サッカーボールの使用が検討されている。2005年にペルーで開催されたFIFA U-17世界選手権大会では、アディダスが開発したICチップ内蔵サッカーボールが試験的に使用されたが、誤作動が多く、2006 FIFAワールドカップドイツ大会での採用は見送られている。



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サッカーにおける競技者の用具(きょうぎしゃのようぐ)とは、サッカーのルールである、Law of the Game(日本サッカー協会では「サッカー競技規則」)の第4条The Players' Equipmentに定められた、競技者が着用を認められた、もしくは着用できる用具を指す。競技者は、自己もしくは他の競技者に対して危害を加えるよな用具を使用してはならない。


■基本的な用具

競技者が身に着けなければならないと規定されている用具は以下の、個別の5つである。

▽ジャージ(シャツ)
▽ショーツ
▽ストッキング
▽シンガード(すね当て)
▽シューズ

ジャージとショーツが一体になったものは禁止される


■シンガード

シンガードに関しては以下の規定が存在する

▽シンガードはストッキングによって完全に覆われていること
▽ゴムやプラスチックなど適切な素材で作られていること
▽十分にすねを保護できること


■ゴールキーパー

ゴールキーパーはその他のポジションの競技者、審判員と区別の付くシャツ、ショーツを身に付けなければならない。


■その他の規定

▽2006年のワールドカップドイツ大会を契機に、腕時計、指輪、ネックレス、ブレスレット、ピアスなどの金属製の装飾具の着用が厳しく制限されている。(入場前に審判員が選手に指を広げさせて確認しているのは、このような装飾具を着用していないか確認するためである)

▽フェースマスクなどの医療用の器具については、危険性がないか判断された上で、着用の可否が決定される。


■その他の決定

第4条「競技者の用具」には以下の決定事項が付属している。

▽競技者は、スローガンや広告の付いたアンダーシャツを見せてはならない。これれらをアピールする目的でシャツを脱いだ競技者は処罰の対象になる。

▽シャツには袖が付いていなければならない。
・2002年のワールドカップ日韓大会で、カメルーン代表が袖の無いシャツを持ち込もうとしたときに追加された決定。


■審判員のシャツ

審判員のシャツは、対戦する両チームのジャージの色と被らないものを着用する。黒が一般的であるが、その他に、黄色、赤、緑等の色が存在する。こうしたシャツは、大会主催者によって複数の色が用意され、これらの中から、対戦するチームのシャツの色を考慮して、識別しやすい物が選ばれる。

又、選手用のシャツと異なる点として、イエローカードやレッドカード、手帳などを入れるポケットが胸についている。



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ロスタイムとは、サッカーやホッケーなどの球技における用語。競技者の交代、負傷者のアピールや怪我の程度の判断、負傷者の搬出などにより空費された時間を指す通称である。これらの理由により試合が空費された時間は相手チームにとって不公平であるため、公平を期するための猶予時間を相手に与えようというのが趣旨である。


■サッカーの場合

主審はタイムキーパーとして空費された時間を計測し、試合の前後半それぞれの後にその時間を追加する。日本では一般に、このような時間を「ロスタイム」と呼ぶが、これは和製英語である。ちなみに英語では"time added on"、"added time"、"additional time"(追加時間)、"stoppage time"(止めた分の時間)、"injury time"(負傷分の時間)などである。

空費した時間は主審の判断と裁量に基づき計測されるため、試合終了の笛がいつ吹かれるかは主審の手元の時計にかかっている。また計測された時間が経過した瞬間に試合が必ず終わるわけではなく、あと数秒残っていても状況次第では終了となることもある。もちろんロスタイム中にも空費時間が発生するとその分だけさらに時間が延びることもある。そのためサッカーのロスタイムは絶対的なものではない。慣例として、一方のチームが相手ゴール前でチャンスを迎えている場合などには厳密なロスタイムが終了していてもしばらくはプレーを続行させることが多い。そうした場合、ピッチ外にボールが出たり、(リードしている)相手チームにボールが渡った時点(プレーが切れた時点)でその直後にロスタイムを打ち切る事が多い。また特殊な例としてチーム間に極端な力の差があり、スコアが大きく開いている場合など、ロスタイムを殆ど取らないでゲームを終了させることもある。

ちなみに2人の副審たちも時計を持っており、主審に意見を求められた場合はどれだけの時間が空費されたか、セカンドオピニオンを伺うことがある。

ロスタイムでの得点は劇的な要素であり、これによる数多くのエピソードが生み出されているが、負けた側にとっては主審のロスタイム計測への疑念が募ることになる。このため近年、大きな試合では「第4の審判」がロスタイムを表示することがある。主審にはロスタイムを計測する時計と試合中止めない時計の2個の時計を持つことが推奨されているが、止めない時計がハーフタイムに近づくと主審は、第4の審判にロスタイムの分数を伝え、第4の審判はタッチライン際で選手や観客に残り時間を掲示する。また試合によっては電光掲示がなされたり、アナウンスが流されることもある。


■ラグビーの場合

基本的にはサッカーとほぼ同じだが、ロスタイムが経過した時点で試合終了となるのではなく、得点やペナルティ、ボールがラインの外に出るなど試合が止まると同時に笛が吹かれる。



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ゴールデンゴール (Golden goal) は、サッカーの延長戦の方式の1つ。前後半15分の試合を行い、その間に一方のチームが得点した場合に試合を打ち切りそのチームを勝者とする。

この方式は、競技規則のテスト的な意味合いもあり、日本で1993年にJリーグが創設された際に引き分けを良しとしない国民性に合わせて導入された。当初はサドンデスといっていたが、「突然の死」という意味のためふさわしくないとして1994年にVゴールの名称に変更されている。その後競技規則にも「ゴールデンゴール」の名称で正式に採用された。

主な国際大会では、ワールドカップでは1998年大会と2002年大会で、欧州選手権では1996年大会と2000年大会で、それぞれ採用された。主なゴールデンゴールとしては、1996年の欧州選手権決勝ドイツ対チェコ戦のオリバー・ビアホフによるゴール、1998年のワールドカップフランス大会決勝トーナメント1回戦フランス対パラグアイ戦のローラン・ブランによるゴール、2000年の欧州選手権決勝フランス対イタリア戦のダビド・トレゼゲによるゴールがあげられる。日本においては、ワールドカップフランス大会アジア最終予選の日本対イラン戦(ジョホールバルの歓喜)における岡野雅行のゴールが有名。

この方式を考案した日本では、野球の延長サヨナラ勝ちと同様の意味合いとして捉えられて普及し、前述のように競技規則にも正式採用されるほどであったが、ペナルティーキックになった場合、その時点で、非常に高い確率で得点が決まるのと同時に勝敗が決まってしまうことや、1点が入った段階で残りの反撃の機会を絶たれてしまうということは、機会の平等の上で問題があるとの考えから、主にヨーロッパで不満が持たれていた。このためUEFAでは2002-2003シーズンより、欧州選手権やチャンピオンズリーグなどの主催大会でシルバーゴールという多少緩和した方式を採用している。

日本では、サッカーという競技への認知度が向上し、引き分けの重要度が広く理解されるようになったこともあり、Jリーグが2002年からJ2の、2003年からJ1の延長戦を廃止し、リーグ戦のVゴールは終了した。

2004年の競技規則改正により、延長戦は前後半を必ず最後まで行う旧来の方式に戻され、ゴールデンゴールとシルバーゴールは同年をもって順次廃止された。


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ゴールキック (Goal kick) とは、サッカーの試合で攻撃側の選手が相手側のゴールラインから外にボールを出した際に、再開させるプレーを言う。


■ルール上の規定

サッカーのルールである、Law of the Game(日本サッカー協会では「サッカー競技規則」)では第16条「ゴールキック」(Goal kick)において規定がなされている。

ゴールキックは直接フリーキックと同じ扱いとされ、直接相手ゴールに入ると得点とみなされる。


■ゴールキックが行われる場合

攻撃側の選手が最後にボールに触れた場合で、尚且つボールが相手側ゴールラインを完全に超えた場合。


■規定

▽ゴールキックは、ゴールエリア内から行われる。(ゴールライン上にボールを置いて蹴る事が多い)
▽ボールがインプレーになるまでは、相手側競技者はペナルティーエリアの中に入ることは出来ない。
▽ボールが他の競技者に触れるまで、キッカーは再びボールに触れることは出来ない。
▽ボールはペナルティーエリアの外に蹴りださなければならない(ペナルティーエリアの中から出ない場合は蹴り直しになる)


■キッカー

キッカーに関する規定は存在しない。任意のプレーヤーがゴールキックを行うことが出来る。一般的にキッカーは主にゴールキーパーの場合が多いが、フィールドプレーヤーが行ってもよい。


■反則

▽キッカーがボールがインプレーになり、他の競技者が触れる前に手以外の場所で再びボールに触れた場合
①反則が起こった場所から、相手側間接フリーキックによって試合が再開される

▽ゴールキーパーがキッカーだった場合で、ボールがインプレーになり、他の競技者が触れる前に手でボールを触れた場合
①反則が起きた場所がペナルティーエリアの外であれば、相手側の直接フリーキックで試合が再開される
②反則が起きた場所がペナルティーエリアの中であれば、相手側の間接フリーキックで試合が再開される


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コーナーキック (Corner kick) は、サッカーの試合でコートの角からフリーでキックすることができる制度である。プロの試合などでは長方形のコートの各々の角にコーナーフラッグと呼ばれる旗が立っている。

守備側の選手が自軍のゴールラインから外にボールを出した際にコーナーキックとなる。フリーの状態からゴール前にセンタリングをあげることができるので攻撃側の選手からするとチャンスになる。

完全にゴールラインを割らないとコーナーキックにはならない。従ってコーナーフラッグにボールが当たってまだラインからボールが出ていない場合はインプレーとみなされる。

コーナーキックのキッカーがセンタリングを上げず、近くにいる味方選手にボールを渡すことをショートコーナーという。ショートコーナーではボールを受けた選手がセンタリングを上げるパターンが多い。

また、コーナーからカーブをかけてそのままゴールを狙うことも可能である。



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サイドハーフ、サイドミッドフィールダー(英:winger,wide midfielder)は、サッカーのポジション。中盤の両側に位置するミッドフィールダーのこと。 「右(左)のMF」、「中盤の右(左)」、「右(左)のハーフ」などと呼ばれる。 最近ではシステムの一番外側に位置するポジションとして、「右(左)のアウトサイド」などとも呼ばれる。

現代サッカーでは、ウイング(フォワード)の代わりに左右の空いたスペースを使ってサイド攻撃を仕掛けるキープレイヤー。サイドアタッカーとも呼ばれる。 さらに現代サッカーでは、ウイングの様に単純に空いたスペースに上がって仕事をするだけではなく、中央に入り込んでラストパスを出したり、無理な攻撃を避けてタメを作ったりというゲームメーカー的な仕事も求められる事もある。


■サイドハーフの主な名称

▽サイドハーフ、サイドミッドフィルダー
特別な意味の込められていない、左右に位置するミッドフィルダーを表す言葉。「中盤の右(左)サイド」などと呼ばれる。ウイング的な役割をこなす選手と、ただミッドフィルダーの役割をこなす選手の両方を含む。

▽ウイングバック
3-5-2のフォーメーションで、アウトサイドに位置するMFまたはDFはウイングバックと呼ばれ、サイドでの守備と攻撃の両方を担う。相手のサイドの選手をマークしながらも、機を見て前線に上がり、ゴール前にクロスを送る。攻撃ではウイングの、守備ではサイドバックの役割をこなす。4-4-2のポジションになればこのポジションを務める選手はサイドバックに回ることが多い。

▽ウイングハーフ、ウイング
主に英国のフラットな4-4-2のフォーメーションの両サイド、あるいは1トップのフォーメーションでセンターフォワードの左右に位置するミッドフィルダーのこと。両サイドを攻め上がり、得点につながるクロスを送るのが主な仕事。ウイングバックとは異なり、後ろにサイドバックが控えているので、より攻撃的な役割を持たされている。守備では、サイドバックと協力して相手選手のサイド突破を防ぐ。

▽アウトサイド
中盤の両サイドに、大きく開いて構える選手のこと。ウイング的な役割を果たす選手を指すことが多い。

▽サイドアタッカー
左右の開いたスペースを使って攻撃を仕掛ける選手のこと。ウィングやサイドハーフなどの総称。


■代表的なサイドハーフ

ライアン・ギグス
ルイス・フィーゴ
ロベルト・カルロス
デビッド・ベッカム
ジャンルカ・ザンブロッタ
アリエン・ロッベン
クリスティアーノ・ロナウド
ロベール・ピレス
カフー
ルドビク・ジュリー
ハビエル・サネッティ
ホアキン・サンチェス
三都主アレサンドロ
ダミアン・ダフ



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アハマドレザ・アベドザデ
レネ・イギータ(PKを蹴るゴールキーパーの元祖)
イケル・カシージャス
サンティアゴ・カニサレス
真田雅則
川口能活
オリバー・カーン
ホルヘ・カンポス(フォワードとしてもプレーしたゴールキーパー)
シェイ・ギブン
ハンス・ファン・ブロイケレン
菊池新吉
グレゴリー・クペ
小島伸幸
リカルド・サモラ
デビッド・シーマン
ジウマール・ドス・サントス・ネヴェス
パット・ジェニングス
下川健一
ハラルド・シューマッハ
ピーター・シュマイケル
ピーター・シルトン
アンドニ・スビサレッタ
ロジェリオ・セニ(トヨタカップでのゴールキーパーによる初得点をあげた)
ワルター・ゼンガ
曽ヶ端準
ディノ・ゾフ
高橋範夫
クラウディオ・タファレル
ヂーダ
ペトル・チェフ
ホセ・ルイス・チラベルト(ワールドカップでのゴールキーパー初の得点を期待された選手)
モハメド・アル・デアイエ
土肥洋一
フランチェスコ・トルド
楢崎正剛
トーマス・ヌコノ
ディド・ハーフナー
ジャン=マリー・パフ
ジャンルカ・パリューカ
ビクトル・バルデス
ファビアン・バルテズ
ゴードン・バンクス
ティモ・ヒルデブラント
エドウィン・ファン・デル・サール(スィーパー的ゴールキーパーの筆頭)
ミシェル・プロドーム
ジャンルイジ・ブッフォン
本並健治
ゼップ・マイヤー
前川和也
松井清隆
松永成立
シジマール(クモ男の異名をとり、樹立したJリーグの連続無失点記録保持者)
イブラヒム・ミルザプール
レフ・ヤシン(ワールドカップの最優秀ゴールキーパーには彼の名を冠した「ヤシン賞」が与えられる)
横山謙三
トーマス・ラベリ
イェンス・レーマン
リュストゥ・レチベル


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ポジショニング、シュートに対するセーブ力、ゴール前に上がってくるハイボールの処理等は必須である。特にハイボールの処理のため、一般的には高い身長が求められる。ただし、ホルヘ・カンポスなどのように身長が低くてもジャンプ力と判断力によってそれをカバーし、世界レベルのゴールキーパーとなった選手もいるため、必須というわけではない。

近年のサッカー戦術では攻撃時にはディフェンダーの押し上げが要求されることから、高く上がったディフェンダーの後ろのスペースをペナルティエリアを飛び出して守るスィーパー的な役割がゴールキーパーに求められることが多くなってきている。

ゴールキーパーに求められるキックの精度はそれほど大きくはなく、ゴールキックがサイドラインを割らなければ十分である。しかしキックの精度が高いゴールキーパーも大勢存在し、そういった選手は攻撃の起点としても機能するほか、ホセ・ルイス・チラベルトなどのように自らフリーキックや ペナルティキックを担当する者もいる。また、ゴールキーパーの蹴った自陣からのフリーキックやクリアボールが直接相手のゴールに入ることもまれにある。

フィールドプレーヤにも言えるが、特にゴールキーパーの場合コミュニケーション能力が強く求められる。一番後ろで相手の攻撃フォーメーションを見通して、ディフェンスラインに対応のための指示を与えることもゴールキーパーの重要な仕事であるため、なるべくならディフェンスラインと言語を共通にしていることが望ましい。


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サッカーにおけるゴールキーパー(GoalKeeper)は、サッカーのポジションの一つである。1人だけ置かれ、唯一手でボールを扱うことが許されている。キーパー(Keeper)やアルファベット2文字でGKと略されることもある。

ゴールキーパーはペナルティエリア内において手でボールに触れ、ゴールにボールを入れさせない役割を担っている。


■ルール上の規定

ゴールキーパーに関する規定は幾つかの条項、及び通達等に分散している。

▽第3条「競技者の数」
チームを構成する者の内、一人だけゴールキーパーを置かなければならないと規定されている。

▽第4条「競技者の用具」
ゴールキーパーは他のフィールドプレーヤー、審判と見分けが付くように異なる色のユニフォームを着用することが義務付けられている。

▽第12条「反則と不正行為」
・GKによる反則で、相手に間接フリーキックが与えられる行為として以下の4つが規定されている。これらの行為はたとえペナルティーエリア内であっても許されていない。

①ボールを6秒以上手で保持する
②ボールを離してから、他の競技者が触れる以前に、再び手で触る
③味方のプレーヤーからキックで返されたボール(バックパス)を手で触れる。
④味方のプレーヤーからスローインで返されたボールを手で触れる。
味方からのバックパスについては当該条項・決定3により、頭、ひざ、胸などで返されたボールについてはゴールキーパーは手で触れることが出来る。

・キーパーチャージ
かつてはキーパーに対する反則行為(キーパーチャージ)に関する項目が存在したが、現在は存在しない。 ただし、フィールドプレイヤーの反則事項が厳しくなったため、実際は以前とそれほど変わりない。


■その他のルールに関する規定

▽キーパーに対するファール
ゴールキーパーは手でボールに触れボールをゴールに入れさせない役割を担っている。そのため、ゴールを狙いにくる選手とのボディーコンタクトに対して、無防備になってしまう事がしばしばある。このため、キーパーチャージがなくなった現在でも、キーパーに対するファールは厳しく取られる傾向がある。

▽キーパーがいなくなった場合

①ゴールキーパーは特異なポジションであるため、一人以上のゴールキーパーが控えとしてベンチに配置されることが一般的である。ゴールキーパーの交代の際には、殆どの場合この控えのゴールキーパーが代わりに出場することとなる。

②ゴールキーパーがレッドカードにより退場処分となった際、ルール上、必ず一人はゴールキーパーを置かなければならないため、フィールドプレーヤーと控えゴールキーパーを交代させることが多い(そのため、交代枠を1つ使ってしまうなどの点で、ゴールキーパーの退場はフィールドプレーヤーのそれ以上に厳しいものであると言える)。

③ただし、突発的にゴールキーパーを務められるプレーヤーが存在しない(できない)場合も想定される。控えのゴールキーパーも怪我をしてしまったとき、控えにゴールキーパーを置かなかったとき、交代枠を使い切ってしまった時は、ゴールキーパーを置かなくてはいけないとするルール上、ゴールキーパーとして登録されていないフィールドプレーヤーがゴールキーパーを務めなければならないこととなる。さらに、ゴールキーパーのユニフォームは他のプレーヤーや審判と違う色のものでなくてはならないとする規定も存在するため、この場合フィールドプレーヤー用のユニフォームからゴールキーパー用のユニフォームに着替えてプレーしなければならない。(ただし上半身のみで良い。背番号は関係なく退場するGK、または控えのGKからGK用のユニフォームとグローブを借りることになっている。)

▽怪我の治療
キーパーが怪我をした際は、フィールド上で治療が行われ、その間プレーは停止する。この間に要した時間はロスタイムに加算される。

▽キーパーの用具
日中の試合では日よけのため帽子を着用することが許可されている。また、膝の保護の点から裾の長いパンツを着用する事が出来る。又ゴールキーパーのユニフォームは腕の部分に丈夫な繊維を用いている。これは腕を保護するためのもので、このため一般的にゴールキーパーのユニフォームは長袖のものが多いが、好んで半袖のものを着用する者もいる。


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サッカーのポジション、ウイングに関連。 純粋なウイングプレイヤーは現在ではほとんどいない。サイドにいることが多く、スピードのあるドリブル等でサイドを崩す力がある選手を「ウイング的」と形容する。⇔サイドアタッカー


■代表的なウイング的プレイヤー

アリエン・ロッベン(チェルシーFC)
キリ・ゴンザレス(インテル・ミラノ)
クリスティアーノ・ロナウド(マンチェスター・ユナイテッド)
三都主アレサンドロ(浦和レッズ)
シモン・サブロサ(ベンフィカ)
ダミアン・ダフ(チェルシーFC)
ビセンテ・ロドリゲス(バレンシアCF)
ホアキン・サンチェス(レアル・ベティス)
カズ(横浜FC)
ライアン・ギグス(マンチェスター・ユナイテッド)
リュドヴィク・ジュリー(FCバルセロナ)
ルイス・フィーゴ(インテル・ミラノ)
ロビン・ファン・ペルシ(アーセナルFC)
ヨン・アルネ・リーセ(リヴァプールFC)


■引退済みのウイング的プレーヤー

ジャイルジーニョ
ガリンシャ
杉山隆一
ロベルト・レンセンブリンク
ヨニー・レップ
金田喜稔
マルク・オフェルマルス
クラウディオ・カニーヒア


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1.5列目(いってんごれつめ)とは、サッカーのポジションの一つ。フォワードとミッドフィールダーの中間にポジションを取る攻撃的役割をもった選手のこと。 FW を1列目、MF を2列目とした場合、その間に位置することから、「1.5列目」と呼ばれる。

FWとMFの両方の役割を果たす選手であり、トップ下とも呼ばれる。

イタリアで言うトレクァルティスタ(trequartista)に似ている。

2人、または1人のFWの背後に位置し、そのFWにパスを供給するだけでなく、自らも中央に切れ込んで相手ゴールを襲う。 前線に張り付かなくてはならないために相手ディフェンダーに厳しくマークされるFWとは違い、自由に動き回ることができるので、得点のチャンスも多い。



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サッカーの全てのポジションにおいて、最も注目を集めるポジションである。このポジションは一般的に背の高い人物の方が好まれるが、速さによって相手ディフェンスラインを抜きにかかるスピードタイプのFWも増えている。

フォワードに期待される役割は何と言ってもゴールを決めることである。しかし現在ではそれに加えて、前線からのディフェンスもFWにとっての責務となっている。FWがディフェンスを行ってボールを取れれば、自陣から見てかなり高い位置から攻撃を開始できるため、それだけで得点機会に直結することになる。またボールを取ることができなくても、FWがディフェンスをしている間に、時間的余裕が生まれ、中盤、ディフェンスラインにおいて守備を行う体系を整えることができるというメリットを生じさせることになる。

FWのポジションも幾つかの役割に分類することができる。まずポストプレーヤーと呼ばれるプレーヤーが相手DFを引き付けた上で、ポストプレーを行う。すなわち中盤、もしくはディフェンスラインから供給されたボールを体の一部分(大抵頭であるが)に当てて、ボールを落ち着かせる。プレッシャーの無い隙を狙って落としたボールを拾ってシュートするのがストライカーである。この役割分担においてはポストプレーヤーとストライカーの距離感が非常に重要である。

この両方を行うことができるのがセンターフォワード(CFW)と呼ばれる存在である。このような選手がいるチームは非常に重要な攻撃の柱を手に入れることになる。



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現代サッカーにおいて、最も重要な中盤を支配するポジションである。このポジションでは身体的特徴よりも、純粋に技術的な上手さが求められるポジションである。彼らには、素早くボールを繋ぎFWに決定機をもたらせるようなパスを供給することが求められる。

ミッドフィルダーのポジションは大まかにセンターミッドフィルダー、サイドハーフ、トップ下に分けられる。以下にその詳細を記す。


■センターミッドフィルダー
中盤の中央に位置するポジション。ディフェンスラインの前に位置する。前から数えると3列目、もしくはイングランドのサッカーに特徴的な、ミッドフィルダーが横一列に並ぶ場合は2列目になる。日本ではこのポジションをボランチということが多い。Volanteはポルトガル語であり、その意味については別リンク先を参照ください。厳密に言えば役割名であり、ポジション名とは言い難い(フォワードとストライカーの関係)が、現代の日本ではポジション名として使用されており、ほぼ守備的ミッドフィルダーと同義で使われている。1人の場合は、ワンボランチ、2人になるとドイスボランチ、ダブルボランチ、3人ではトレスボランチ、トリプルボランチと呼ばれる。

センターミッドフィルダーの役割は、ディフェンスラインと前線のスペースを埋め、守備、攻撃双方に参加することである。いつの間にかディフェンスをしていることもあれば、いつの間にか前線に上がってきてゴールを決めているポジションでもある。

「守備的ミッドフィルダー」という面を強調して言えば、センターバックとの互換性が高く、センターバックから守備的ミッドフィルダーへ、あるいはその逆というコンバートを経験する選手も多い。この双方をこなすことができるプレーヤーは監督からみればかなり重宝な存在と言える。4バックの場合はセンターバックが2人しかいないため、相手FWの数を考えるとどうしても数的に不利に場合が多い。そこで先ず彼らには、センターバックを助け守備において数的に有利な状況を作ることが期待される。時として完全にディフェンスラインに吸収されてしまう場合もある。

攻撃の面から言えば、この位置から精度の高いボールを蹴れると攻撃にバリエーションが生まれ、前がかりになった相手にスペースを埋める機会を与えないまま攻撃に移れるため、パス、キックの上手いプレーヤーと言うのは非常に好まれる。翻って、この位置にフリーキッカーが多いことにもなる。また現在では、より深い位置からの攻撃参加によって相手ゴールに対し波状攻撃を仕掛けることは常識となっており、3列目からの攻撃参加は非常に重要である。

現代サッカーにおけるセンターミッドフィルダーには攻守両面に渡る戦術眼、豊富な運動量、対人プレーの強さなどの高度な資質が求められており、今後もこのポジションの重要性は増す方向にある。


■サイドハーフ
サイドハーフはミッドフィルダーにおけるサイドのポジションである。右と左で2人置かれる。役割としてはサイドバックとほぼ同じであり、4バックの場合はサイドバック、3バックの場合はサイドハーフ(またはウィングバック)と呼ばれるだけの違いでしかなく、チームのシステム如何によって、同じプレーヤーであってもポジションの名前が変わるに過ぎない。

このポジションは90分間絶え間なく上がったり、下がったりすることが求められるポジションで、全てのポジションの中でも最もタフなポジションの一つである。このポジションに期待されることは、攻撃の面から言えば、可能な限り敵陣の奥深くまで切れ込んで、FWに対して決定的なクロスボールをあげることである。守備の面から言えば、対面のサイドハーフのプレーヤーに絶対に負けないことが期待される。現代サッカーにおいては両サイドは最もプレッシャーを受けずに攻撃を組み立てられる位置であり、このポジションでの両サイドハーフの勝敗如何が、ゲーム全体の勝敗を決定付けてしまう場合もあるため、非常に重要なポジションとなっている。

このポジションのプレーヤーに求められる能力は、正確なクロスボールをあげることができる能力と、ドリブルでサイドを突破していく能力である。


■トップ下
FWのすぐ下に置かれるポジションである。MFの中でも最も攻撃性の高いポジションである。イタリアではトレクァルティスタ(Trequartista、3/4列目の選手の意)とも呼ばれる。

このポジションは前線における攻撃をマネージメントし、前のプレーヤーに対して決定的なパスを通すと共に、自らも積極的に攻撃を仕掛けゴールを決めることが要求される。

4バックの場合1人あるいは2人置かれる。但し一方をシャドーストライカー的なプレーヤーを置く場合もある。一方3バックの場合このポジションが省略される場合もあり、その場合FWは3トップとなり攻撃のメーキングはボランチに一任される。


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1920年代から30年代までは、バックスと呼ばれていたポジション。このポジションも一般的には背の高い人物が好まれるが、スピードタイプのFWが増えてきた現在では、それに対応できるだけの俊敏さを兼ね備えていることも必須の条件となっている。

DFラインのシステムは、3人の場合は3バック、4人の場合は4バックと言うように表される。3バックもしくは4バックが主流であるが、相手が守りを固めていたり、点を取る必要に迫られた時は2バックも用いられる。逆にサイドハーフの選手がDFラインの位置まで降りてきて、ほとんど攻撃参加ができない場合は5バック、6バックのように見られる場合もある。

DFのポジションは大きく2つに分けることができる。すなわち、ディフェンスラインからサイドライン付近を駆け上がり攻撃参加を行うサイドバック(SB)とゴール前の守備を固めるセンターバック(CB)である。4バックの場合はその両端にSBを付けSB-CB-CB-SBと言う並びになるのが一般的である。3バックの場合はその全てがセンターバックで構成されCB-CB-CBと言う並びになる。サイドバックの役割についてはサイドハーフの項目も参照されたい。

センターバックについてはさらに、ストッパーとリベロに分かれる。ストッパーは相手FWについて、攻撃機会をつぶすことが期待される。相手が2トップの場合、3バックでは1人分ディフェンス側に余裕がある。この残った1人がリベロとなる。ストッパーがつぶした相手FWからボールを奪い取り、DFラインからの攻撃参加を行う役割が期待される。3バックの場合両端にストッパーを置き、真ん中にリベロを置くのが一般的である。

相手が2トップであれば、ここまでで話は終わるのであるが、3トップであれば、FWとDFが3対3となり、DFの数的優位が消えてしまう。ここで登場するのがスウィーパーと言うポジションである。これによりDFの数的優位を取り戻し、前3人のDFがつぶした相手FWからボールを奪い取ることが期待されるポジションである。

特性上、4バックの場合はラインディフェンスを、3バックの場合は相手に付くディフェンスを行うことが多い。フィリップ・トルシエが模索した3バックでラインディフェンスを行う、いわゆるフラット3はかなり特異な戦術であると言える。


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ゴールキーパーは11人のプレーヤーの中で唯一手を使うことを許されたポジションである。(但しルールによって手を使うことができるエリアは限定されているが)。このポジションには一般的に背の高い人物が好まれる。

かつては来たボールを取っていればいいというポジションであったが、現在ではスウィーパー的要素も求められる。また11人のプレーヤーの中で最も運動量が少なく、全体を見渡せるポジションであるため、DFラインのみに限らず、フィールドプレーヤー全体に指示を行う重要な役割を担っている。

ゴールキーパーの調子如何がゲーム全体の流れを決定してしまう場合もあるため、花形ポジションの一つともなっている。



フットボール・アソシエーション(イングランドにおけるサッカー協会)が1863年に誕生し、最初のサッカーのルール" Law of the Game"たが規定された時のルールは現在と比較して以下の点において大きな違いがあった。

①プレーヤーの人数に関する規定が設けられていない。
②ゴールキーパーに関する規定が設けられていない。
③ボールより前のポジションはアウト・オブ・プレーとされ、プレーに関与できない。

と言う点である。このため、ポジションについては以下の特徴が生まれる事になった。ポジションの殆どがフォワードのみであったという事である。この当時のゲームの基本的な戦術は、ドリブル中心のゲーム展開で、時々、前に大きく蹴り込んで、そこに走りこむ「キック・アンド・ラッシュ」が展開されていた。現在のラグビーの基本戦術とさほど変わりが無いと理解して、大きな相違は無い。

このスタイルは1866年にアウト・オブ・プレーに関する規定が大幅に見直されて3人制オフサイドに移行すると、従来のポジションよりやや後ろに位置する選手が現れ始めた。但し、この従来のポジションよりやや後ろに位置するポジションの概念として明確にバック、バックスと言う概念があったかどうかは疑問である。イングランドでは1870年代の初頭まで、ドリブル中心のゲームにキック・アンド・ラッシュが時折混ざるという展開のされ方がされており、フィールド全体に選手が散らばるという発想は未だ一般的ではなかった。

但し、この期間にフォワードのみのポジションの概念に新たに加わったポジションが誕生した。1871年にルール上に規定されたゴールキーパーである。

更に、ゴールキーパーとフォワードのみと言う概念に大きな変化がもたらされるのが、1872年に行われた、最初の国際親善試合、イングランド対スコットランドである。この試合でイングランドは、従来通りのドリブルゲームと、キック・アンド・ラッシュを展開したが、スコットランドはパスを繋いでゴールの前に迫ると言う戦術を展開した。これが「パス・ゲーム」の始まりである。パス・ゲームの登場はフィールド全体に選手を散らばらせるという概念を生み出した。こうした概念の中で生み出されたのが、ゴールの前で守備を行うバック、バックスと言うポジションと、バックとフォワードの間を埋めるハーフバックのポジションで1870年代中ごろまでには、この4つのポジションを配置する事が一般的になった。

これによって現在に連なる、ゴールキーパー、バック(=ディフェンダー)、ハーフバック(=ミッドフィルダー)、フォワードの基本的な4分類が出揃った事になる。


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サッカーのポジションは、後ろからゴールキーパー(GK)、ディフェンダー(DF)、ミッドフィルダー(MF)、フォワード(FW)の4種類に分けられる。なおこれらの名称については現在用いられているもので、歴史的には別の名称で呼ばれていたこともある。

GKを除く3つのポジションについては、さらに細分化することができるが、その詳細については、それぞれの項目に記載する。また、ゴールキーパーを除くプレーヤーをフィールドプレーヤーと呼ぶ。

一般的にシステム論議で用いられる、3-5-2や4-4-2と言った全体のフォーメーションについては、これらのポジションを後ろから、DF-MF-FWの順にその人数を数えたものである。 すなわち3-5-2と言った場合はDFが3人、MFが5人、FWが2人、4-4-2の場合は、DFが4人、MFが4人、FWが2人と言う具合である。

GKを数えないのは、ルールによって必ず1人だけと決まっているからである。ただし、スペインでは1-4-4-2などのようにGKの1を含めて表記する、3バックは5バックとして考えられ、1-5-3-2のように表記される、などの特徴がある。

また、日本ではポジションを図示したときは、図の上がフィールドの前になり、上からFW・MF・DF・GKの順に表示するので、3-5-2などの表記がわかりにくいが、ヨーロッパでは上からGK・DF・MF・FWの順に表示することも多く、こちらに慣れていれば3-5-2などの表記もわかりやすい。



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サッカーにおけるオフサイド(offside)は、攻撃側のポジションに関する反則、およびそれを定めたルールである。"off side"とは「味方から離れて」いる事を意味する。また、待ち伏せ、抜け駆け行為の禁止と言う概念は、他のフットボールと概念を共通する。

オフサイドは、サッカーのルールの中で最も理解されにくく、また複雑なルールである。サッカーは基本的に「足でボールを扱い」、「相手ゴールにボールを蹴りこむ」スポーツであるが、オフサイドの規定はこれら二つ以外で、サッカーと言うスポーツの性格を大きく決定付けている要素の一つになっている。


■ルール上の規定

オフサイドに関するルールはサッカーのルールである "Laws of the Game"(日本サッカー協会では「サッカー競技規則」)の第11条「オフサイド」(Offside)によって規定されている。

この条項には「オフサイドポジション」、「オフサイドポジションにいる選手が反則を取られる場合」、「オフサイドポジションにいる選手が反則を取られない場合」に関する規定が定められている。


▽基本的な理解
オフサイドというルールを一言で簡潔に述べるならば、「オフサイドポジションにいる選手に対して、パスを出す事を禁止する」という事になる。ここで「オフサイドポジション」とは以下の条件を全て満たした位置の事を指す。

①相手陣内にいる。
②ボールより前にいる。
③相手の2番目に後ろの選手よりゴールラインに近い位置にいる。
この3つの条件を満たす位置をオフサイドポジションと言う。

なお上記③に関しては、大抵一番後ろにいる選手はゴールキーパーであるため、以下のように言い換えれば、より理解しやすくなる。

③ゴールキーパーを除く、一番後ろにいる選手(守備側の最終ライン)よりゴールラインに近い位置にいる。

ただし、ゴールキーパーが味方選手より前に位置するときにはこの言い換えは成り立たないので注意すべきである。

このオフサイドポジションにいる選手に対してパスを出した場合、オフサイドの反則を取られる事になる。なおオフサイドポジションにいる事自体は反則にならない。オフサイドを取られると相手の間接フリーキックによって試合が再開される。


▽なぜオフサイドは反則になるのか?
多くの人が、オフサイドというルールを分かり難いと感じるのは、サッカーでのオフサイド以外の反則に比べて、反則になる理由がよく分からないという点が大きい。そもそも、オフサイドはなぜ反則になるのだろうか?

ここでは、オフサイドと言うルールが無かったらサッカーはどう言うスポーツになっていたかを想像してみたい。

最も手本となるのは、アメリカンフットボールにおける、パスプレーである。アメリカンフットボールのパスプレーは、より相手エンドゾーンに近い所にパスを送ってタッチダウンを奪う戦術であるが、オフサイドが無い場合のサッカーもこれに近いものになるであろう。即ちゴール前に常置させた背の高い選手にボールを当て、ゴールを奪うと言うゲーム展開である。

フットボールの誕生期において、こうした行為は相手ゴール前で待ち伏せをしている事となり、卑怯であると考えられていた。従って誕生したばかりのサッカーにおいては、こうした行為どころかボールより前にいる選手にパスする行為自体が禁止されていた。ボールより前にいる選手にパスを送ってはならないとする規定は現在のラグビーと同一である。従って、ラグビーとサッカーのオフサイドはその形態こそ違えど、「なぜオフサイドが反則になるのか?」という点については同じであると言う事が出来る。


■オフサイドの歴史

▽ルールの誕生
19世紀のイングランドにおいて、スポーツとしてのフットボールが誕生するが、当時のフットボールはスポーツチームの基礎単位であったパブリック・スクール毎にまちまちのルールで行われていた。

こうした事態を解消するために、1863年にフットボールのルールの統一を目指して、ロンドンで会議が開かれた。しかし、「手を使う事を認めない」ルールの採用を求めるイートン校と「手を使う事を認める」ルールの採用を主張するラグビー校との間でその対立が解消されれず、イートン校を中心とした手を使う事を認めないルールの採用を求めたパブリック・スクールの間でフットボール・アソシエーションが設立され、彼らは、1848年に制定された「ケンブリッジ・ルール」と言うルールを元に、フットボール・アソシエーション式のルールを制定した。これがサッカーの誕生である。

この時に制定されたルールと、ラグビー校ら、手を使う事を認めるようにと主張したグループのルールで、相違する点は「手を使ってボールを運ぶ事を巡る是非」のみであり、それ以外のルールに関しては殆ど同一であった。

この時制定されたルールに含まれる、後のオフサイドに相当するルールは最初の"Laws of the Game"第6条に規定されており、その内容は「ボールより前にいる選手はアウト・オブ・プレー(out of play)とし、プレーに関与する事は出来ない」と定めたものであった。即ちこの規定は、「ボールより前にいる選手に対してパスを送ってはならない」とするものであり、現在のラグビーのオフサイドとほぼ同一のルールとなっている。


▽アウト・オブ・プレー規定下のサッカー
ボールより前にいる選手をすべてアウト・オブ・プレーとするこの規定は、当時のサッカーの戦術を現在のラグビーとほぼ変わらないものにした。敵味方15人づつの選手でオフェンス(攻撃)ラインとディフェンス(守備)ラインを形成し、攻撃側の15人が試みる突破を守備側の15人が防ぐ、というのが現在のラグビーの基本的な展開であるが、誕生したばかりのサッカーもこれと同じような光景が繰り広げられていた。

10人で攻め10人で守るのが一般的であった当時のフォーメーションを現在の言葉で表すと 0-0-10 というシステムで、選手たちのポジションは総じてフォワードであり、フォワードとゴールキーパーのみでサッカーをしていたのがこの時代の実態である。


▽3人制オフサイド
アウト・オブ・プレーに関する規定はこれから3年後の1866年に大幅に見直された。即ち、ボールより前にいる選手に対してパスを出しても良い事になったのである。ただし、ゴールラインとボールの間にはゴールキーパーを含めて相手選手が3人いなければならないとし、これ以下の人数の場合にオフサイドの反則が取られる事になった。これを「3人制オフサイド」と言う。しかしながら、ボールを前に出してもよいとする規定は、同一のフットボールを起源とするラグビーとの間に大きな差異を生み出し、サッカーと言うスポーツの展開を決定付けた。

ポジションにおいては、10人で攻撃と守備を行う形態から、バックス(現在で言うディフェンス)と言う守備を専門的に行うプレーヤーが誕生した。システムは2-0-8とそれでも前がかりながら、全体的に選手がフィールド上に分散するという考え方が生まれた。


▽2人制オフサイド
1925年に、再度オフサイドに関する規定の見直しが行われ、これまでゴールラインとボールにいなければならない相手の人数をゴールキーパーを含めて、3から2に減らした。大抵の場合、一番後ろにいるのはゴールキーパーなので、このゴールキーパーを除いてゴールラインに最も近い位置にいる相手選手の位置より後ろがオフサイドポジションとなるルールとなった。これが現在のサッカーにおけるオフサイドのルールである。


■オフサイドの詳細な規定

▽オフサイドが適用される場合
基本的な理解の項目でも示したとおり、オフサイドとはオフサイドポジションにいる選手にボールをパスした時に適用される反則であり、基本的にはオフサイドポジションにいる事自体は反則とはならないが、以下の場合においてはボールに触れていなくてもオフサイドの反則を取られる。

①プレーに干渉する
②相手の選手に干渉する
③オフサイドポジションにいる事自体によって、何らかの利益を得る

▽オフサイドが適用されない場合
オフサイドポジションにいる選手にボールをパスしても、以下のボールを直接受けた場合は反則にならない。

①ゴールキック
②スローイン
③コーナーキック(味方の選手はコーナーにおかれたボールより後ろに位置することになり、当然オフサイドは成り立たない)


■オフサイドの判定者
オフサイドか否かを判定するのは、副審である。副審はタッチラインに沿って最終ディフェンスラインを追いかけるため主審よりもオフサイドか否かを判定しやすい位置にいる。

副審が旗を縦に頭上に挙げた時が、オフサイドを判定した瞬間である。実際にボールがパスされた場合はオフサイドを適用して、間接フリーキックで試合を再開すればいいだけであるが、#オフサイドが適用される場合の規定に関しては、その最終判断者は主審になる。従って、副審の旗が上がっていてもオフサイドが適用されないケースがしばしばある。


■オフサイドに関する戦術
ゴールキーパーを除く、一番後ろにいる選手よりゴールラインに近い位置にいる相手選手はオフサイドポジションになり、この選手にはパスを送る事が出来ない。これを守備に利用するため、一番後ろにいる選手が前に出てディフェンスラインを押し上げ、相手選手がオフサイドポジションにいる状況を作為的に作り出す戦術がオフサイド・トラップである。




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イエローカードとは、サッカーの試合において悪質な反則、行為を行った選手に対して、審判・において警告を宣するときに提示する黄色いカードの事。

単にイエローといって表すこともある。他のスポーツでも同様に「警告」の意味付けで用いられることがある。また「イエローカード」の語自体が一般化して「次に同じ事を行なえば何らかの措置をとる」というニュアンスを持って使われることも多い。

かつては同様の警告・退場処分は主審の口頭によって行われていたが、国際試合の多いサッカーでは言葉が通じないことがままある。退場処分を下したにも関わらず、その意図が理解されずにプレーを続行する選手がいたというミスが生まれた。そこで見てすぐに理解できるようにカードが導入された。


■イエローカードが提示される反則
競技者が次の7項目の違反を犯した場合、警告を与えイエローカードを示すと規定している。

①反スポーツ的行為を犯す
②言葉または行動によって異議を示す
③繰り返し競技規則に違反する
④プレーの再開を遅らせる
⑤コーナーキック、フリーキックでプレーを再開するとき、規定の距離を守らない
⑥主審の承認を得ずにフィールドに入る、または復帰する
⑦主審の承認を得ずに意図的にフィールドから離れる

▽退場
退場となる反則として同一ゲーム中に同一選手に2枚目のイエローカードが提示される


■イエローカードの取り扱い
リーグ戦、カップ戦、トーナメント戦では、複数試合に跨って任意の枚数のイエローカードが累積した場合、出場停止処分が課されるのが一般的である。こうした取り決めは、個々の大会の規約、レギュレーションによって定められている。


■ラグビーにおけるイエローカード
悪質な反則や同じ反則を繰り返した選手に対して、イエローカードが提示される。サッカーとは若干異なり、10分間の退出を命じられ、これをシンビンと呼ぶ。同一試合で2度またはレギュレーション内で3度繰り返すと、レッドカード(退場)となる。

■バレーボールにおけるイエローカード
審判に暴言をはいたり、行動が悪意な行為とみなされた選手・監督・コーチなどのベンチスタッフに対して、イエローカードが提示される。意味はサッカーのルールと同じく警告を意味する。また相手チームには1点が加算され、サーブ権も相手に移るルールとなっている。当然、レッドカード(退場)も存在する。



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アウェーゴールは、サッカーのクラブチーム間で争われる国際公式戦(UEFAチャンピオンズリーグなど)や、ワールドカップ予選のプレーオフなど、2チーム間での勝敗(勝ち上がり)を決定する必要がある場合に多く採用されている勝敗決定方式の一つである。

クラブチームの国際公式戦などでは、対戦するそれぞれのチームのスタジアムで試合を行うホーム・アンド・アウェー方式が採用されており、2試合の通算スコアによって成績を決定するが、2試合の得点が同じ場合、単なる通算スコアの比較では両チームの勝敗が決まらず、勝ち上がるチームを決定できない。そこで、このような場合、アウェーの獲得得点の多いほうが勝ちとする方式で勝敗を決定する。

アウェーでの得点も同じ場合は延長戦を行うが、一部では延長戦で両チームに得点が入り同点となった場合もこのルールが適用され、アウェーチームの勝利となる。採用しない場合では単純にアウェイチームが不利となるが、延長にも適用する方式だと、アウェイチームの1点が非常に重みを持つため、不利とは一概に言い切れなくなる。日本では延長戦では採用されていない。

かつてはルールに「アウェーゴール2倍」という記述があり、これに従った呼び方がされていたが、実際には2倍することに意味はない(注)。たとえば、第一レグがAチーム4-2Bチーム、第二レグがBチーム1-0Aチームの場合、トータルスコアではAチーム4-3BチームとなりAチームの勝ちであるが、「アウェーゴール2倍」と呼ぶと、トータルA4-5Bチームと勘違いする可能性が出る。あくまでも、二試合合計スコアが同じだった場合についてアウェーゴール数のみを比較すれば足るのであり、2倍することは多分に誤解を招く可能性があるため、近年ではこの呼び方は通常使われない。

同じ一点差の勝ち・負けでも0点で終わるのと1点でも取るのとでは大きな差が生じ、またスコア展開によっては差をつけて勝っていても1失点も許されないなど、緊張感のある方式である。

(注)実スコアの合計が同じ場合にのみ適用されるのだから、2倍に拘らず、「アウェーゴールn倍(n>1)」としても同じことである。これは多元方程式で数学的にも証明可能。


■制度趣旨
かつては単に2戦での得失点差のみを比較し、これが同じであれば第2レグで延長戦を行い、それでも決着が付かなければPK戦を行うことになっていた。

サッカーはホームとアウェーの有利不利が比較的顕著に出るスポーツと呼ばれ、また多少強い相手に対して、あるいは多少不利な状況下でも、守りを固めれば0-0の引き分けに持ち込める可能性が高い。

そこで、不利とされるアウェーゲームを、とにかく引分けか最悪でも僅差の敗戦で乗り切り、ホームゲームで多くの得点を挙げて勝ち上がるという戦術が流行した時期があった。しかし、このような方法が流行し、アウェーチームが守りを固めるようになると、得点の入らないスペクタクル性の乏しい面白くないゲームになりがちであった。

また従前のルールでは第2レグが延長戦になることが多く、両チームが延長戦への体力温存のため、第2戦の前後半90分の運動量を落としてしまう傾向も見られた。加えて延長戦でも決着が付かずPK戦になることも多かったが、PK戦は偶然の要素が強く、これにより勝ち上がりチームが決まってしまうのはあまり面白いことではない。

そこでアウェーゲームで積極的にゴールを奪う動機を与え、また両チームが前後半90分で全力を尽くせるようにしゲームを面白くすべくこのようなルールが導入されるようになった。

このルール下では、アウェーチームが第1レグを無得点で終わることは、かなりのリスクが生ずることになる。
例えば、第1レグが0-0だった場合、第2レグが1-1以上の(スコアレスではない)引き分けだと、第1レグのアウェーチームが敗退することになる。また、第1レグが0-1の敗戦だった場合は、第2レグのホームゲームでは2-1や3-2で勝っても敗退になるのであり、相手を無失点に抑えた上で勝つか、失点した場合は2点差をつけて勝たねばならないという難しいミッションが残ることになる。逆に同じくアウェーの第1レグで負けたとしても、1点でも取っておくと第2レグの様相は相当に異なる事になる。

日本では2003年に行われたFIFA女子ワールドカップUSA2003予選 プレーオフで採用。このときは日本が1勝1分であったため適用にならなかった。その後2006年のJリーグナビスコカップ(決勝戦を除く決勝トーナメント)とJ1・J2入れ替え戦で採用され、ナビスコカップ決勝トーナメント準々決勝の川崎フロンターレ対浦和レッドダイヤモンズで初めて適用された。その内容は、川崎が第1戦をアウェーで3-4で負け、第2戦はホームで2-1で勝利し2戦1勝1敗となり合計得点も5-5となったため、アウェーでのゴール数(3-1)により川崎の準決勝進出となった。



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1970年のワットニー杯、ハル・シティとマンチェスター・ユナイテッドの試合において、初めてPK戦が行われ、マンチェスター・ユナイテッドが勝った。 初めてのキッカーはジョージ・ベストであった。

主要な国際大会の決勝戦で優勝チームを決めるために、PK戦が初めて導入されたのは、1976年のEuro 76 チェコスロバキアと西ドイツの試合であった。5-3で チェコスロバキアが勝利した。

ちなみに、W杯での初めてのPK戦は1982年ワールドカップ準決勝、西ドイツとフランスの試合で、西ドイツが勝利を収めている。(この時、日本でもおなじみのピエール・リトバルスキーが、西ドイツのキッカーとしてPKを決めている。)ワールドカップではドイツ(西ドイツ)がPK戦に4戦4勝している。逆にイングランドは3戦全敗。



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まず、主審がキックを行うゴールを選ぶ。次に、主審がコインをトスし、トスに勝った主将のチームが先に蹴るか後に蹴るかを決める。主審は行われたキックの記録をつける。下記条件に従って、両チームが5本ずつのキックを行う。

▽キックは両チーム交互に行う。

▽両チームが5本のキックを行う以前に、他方が5本のキックを蹴っても挙げられない得点を一方のチームが挙げたときには、以後のキックは行わない。

▽5本ずつのキックの後に両チームの得点が同じである場合は、同数のキックで一方のチームが他方より多くの得点を挙げるまで、それまでと同じ順序でキックを続ける(いわゆるサドンデス方式の一種)。

▽ゴールキーパーがペナルティーマークからのキックの進行中に負傷して、ゴールキーパーとしてプレーが続けられなくなったときには、そのチームが競技会規則に定められた最大数の交代を完了していない場合は、氏名を届けられている交代要員と交代することができる。

▽一方のチームが相手チームより競技者が多い人数で試合が終了したとき、競技者のより多いチームは相手チームの人数と等しくなるように競技者数を減らす。除外するそれぞれの競技者の氏名と、背番号を主審に通知する。チームの主将がこの責任を持つ(例えばAチームが11人全員が揃っているのに対し、Bチームは退場者が出たことで9人しかいない場合はAチームはそのメンバーの中から9人を選ぶ。即ち2名はPK戦に出場できない)。




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PK戦(ぴーけーせん)とは、サッカーで定時の試合終了後、または延長戦終了後、行うものである。どちらかを必ず勝者にしなければならない場合に行われる。英語では"penalty shootout"(PSO) と呼ぶ。大会によって異なるが、主にトーナメント戦で行われる。

■PKの参考例
▽高校サッカー選手権
前後半戦終了後(決勝戦は延長戦後)

▽ワールドカップ
決勝トーナメントで延長戦後

※Jリーグでは1991年のコニカカップと1992年のナビスコカップで、1人目からサドンデス方式で行ったことがあった。この方式が導入される以前は勝負が決まるまで再延長(再々延長)をくり返したり、後日の再試合またはコイントスなどの抽選で勝ち上がりチームを決定していた。


■PK名称の由来
PKという言葉は「ペナルティキック(Penalty Kick)」の略称である。これは上述のように、ペナルティキックと同じ位置および方法によってキックを行うことから来ていると考えられるが、PK戦におけるキックは反則によって与えられるものではないため、正確にはサッカーのルールにおけるPKを行っているわけではない。ルール上ではペナルティーマークからのキック(kicks from the penalty mark)と呼ぶ。




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国際サッカー評議会(こくさいサッカーひょうぎかい、International Football Association Board)は、サッカーのルールの制定など、サッカーに関わる重要事項を決定する組織。略称はIFAB。

1882年、イングランドサッカー協会・スコットランドサッカー協会・ウェールズサッカー協会・アイルランドサッカー協会(現在の北アイルランドのサッカーを統括するイリッシュ・フットボール・アソシエーション。当時はアイルランド全域のサッカーを統括していた。)によって創立。

その後1913年に国際サッカー連盟(FIFA) が加入した。現在、FIFAから4名、イギリスの4協会から各1人代表が送られて構成されている。

年次総会において、出席者の3/4以上の賛成を得た場合、ルールが改正される。



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■コーナーキック
ゴールラインを割ったときに最後に触れた選手が守備側だった場合、フィールドの角を示すコーナーポストの位置から相手に邪魔されない形でキックすることができる。直接ゴールを狙ってもよい。


■詳細ルール
コーナーキック



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■ゴールキック
ゴールラインを割ったときに最後に触れた選手が攻撃側だった場合、守備側がゴールエリア内にボールを置いてキックで再開する。直接ゴールを狙ってもよい。


■詳細ルール
ゴールキック




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■スローイン
タッチラインを割ったときに最後に触れた選手の反対のチームが、ボールが割った位置で頭上で両手を使ってボールを投げ入れて試合を再開する。直接ゴールを狙うことはできない。スローインのボールはオフサイドの対象とならない。

次の場合はファールスローとなり、相手チームのスローインになる。
①タッチラインを超えているとき
②頭の後ろから投げていないとき
③両手で等しく力を加えて投げていないとき
④急に投げる方向を変えたとき


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ペナルティーエリア内で反則を犯したチームヘの罰として相手チームによって試合を再開させるキック。


■詳細ルール
ペナルティーキック


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