サッカーの用語・戦術と技術・ルールの掲載
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ディフェンダー (defender) は、サッカーにおけるポジションの一つであり、主に守備を担当する。略号はDF。かつてはバックスとも呼ばれた。

一般に必要とされる能力は相手のドリブルなどに対応できるスピード、他の選手への的確なコーチング、確実性。能力の高い選手は展開を読んでDFラインを統率したり、フィジカルの強さで相手FWを止めたりすることができる。近年のサッカーではさらに高さ(ヘディング)への対応も重要になってきたことから、DFには長身の選手を据えることが多くなっている。そういった選手は味方のコーナーキックなどのチャンスには攻撃参加するなどの攻撃に対する意識も問われる。


■サイドバック (SB)
(英) fullback

4バックのディフェンスラインの外側、左右両サイドに位置するディフェンダーのこと。基本的にはピッチ両サイドの守備を担当するが、ディフェンスラインのラインコントロールにも参加し、CBのカバーに回ったりもする。またチャンスの時には、積極的にサイドをオーバーラップして攻撃に参加、クロスを上げるなどして、前線で攻撃的選手の手助けをする。攻め上がる回数はセンターバックよりは多いが、ウイングバックと比べると少ない。

相手チームのサイドアタッカーを1対1の勝負で抑えこめる体格や守備技術、試合中ずっとサイドラインを駆け上がっては戻るということを繰り返すための持久力や運動量が求められる。 その特性上1対1の突破よりも、主にサイドアタッカーのサポートやスペースへの動き出しが重要視される。

(サイドバックは和製英語で、英語では fullback、特に左の fullback を left back、右の fullback を right back と呼ぶ。ただし、最近の日本製サッカーゲームによって、sideback という言葉が海外に逆輸出されている)。


■センターバック (CB)
(英) centreback (centerback)、central defender、centre half (center half)

ディフェンス・ライン中央のゴール前方に位置するディフェンダーのこと。 相手選手のマークをし、地上でも空中戦でも相手を抑え込むことを担当する。 また最終ラインの統率、及び攻撃面でのビルドアップを担当することもある。


◇ストッパー (ST)
(英) stopper

センターバックのうち、相手フォワードをマークして攻撃の機会を奪う役割の選手のこと。


◇スイーパー、スウィーパー (SW)
(英) sweeper

センターバックのうち、特定の相手選手を1対1でマークせず、他のディフェンダーの後ろに位置し、カバーリングや他のディフェンダーへ指示を出す役割の選手のことを言う。


◇リベロ (LIB)
(伊) libero

スイーパーの中でも、チャンスのときには積極的に攻撃参加する選手のことを言う。元々は、イタリアのカテナチオという戦術におけるスイーパーのこと。相手FWをマンマークをする他のDFとは別に、1人余って特定のマークする相手を持たない=「(マンマークの守備から)自由な人」ということで、イタリア語で「自由」を意味する『リベロ』と呼ばれた。その後、旧西ドイツ代表のフランツ・ベッケンバウアーが、機を見て攻撃参加のために前線に上がるというこのポジションのスタイルを確立したと言われている。(それに対し元オランダ代表ヨハン・クライフが始めたポジショニングこそが正しいリベロと言う意見もあるが、一般的ではない。この場合はイタリア語の「自由」の意味通り、全く固定の位置はなかった)。



■ウイングバック (WB)
(英) wing back

3-5-2のフォーメーションで、「5」の両サイドに位置する選手のこと。日本ではMFに分類されることが多い。ウイングのような攻撃的な位置からバックスの守備的な位置まで動き回るポジション。サイドでのディフェンスからフォワードまでの役割を全てこなす。つまりウイングのような動きをするサイドバックのことで前線に上がる回数はサイドバックと比べると多いが、サイドを一人で担当することになる為、より運動量が必要。

この呼称は、もともと90年代初頭にドイツなどで使われるようになったものである(3-5-2のシステム自体は80年代半ばからあった)。3バック自体は、4-4-2のフォーメーションの2トップに対応して生まれた。それまでは4バックが主流だったのが、FWを2人にするのが当たり前になってきたため、「2人のFWに対して4人で守る必要は無い」との考えから、センターバックの人数を1人増やし、2トップにつけた2人のマンマーカーとそのカバーリングをするスイーパー1人の計3人が最終ラインに残った。その代わりに、マークすべき相手がいなくなったサイドバックが、より前方に位置するようになったのである。攻撃もサイドバックより積極的に上がるようになり、「ウイングのような役割もするバック」ということでウイングバックと呼ばれるようになった。

上がったウイングバックのカバーは、守備的MFが務める。


■ディフェンダー 関連記事

ゴールキーパー
リベロ
ミッドフィールダー
センターハーフ
ボランチ
サイドハーフ
ゲームメーカー
トップ下
フォワード
ウイング



Wikipediaより出典 - Article - History - License:GFDL
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リベロ(Libero)はサッカーのポジションの一つ、ディフェンダーの一種。 イタリア語で「自由な人」という意味。元々はマンマークすべき相手のいない「自由な」ディフェンダーであったことから、そう呼ばれるようになった。

スイーパーの一種で、守備においてはフィールドプレーヤーの最後尾で、ディフェンスラインの後ろのスペースをカバーしつつ、チーム全体の守備を統率する。そしてチャンスがあれば、相手陣内まで上がって攻撃参加する。


■リベロの起源

冒頭で述べたように、イタリア語で「自由」という意味を持つポジション。なぜ「イタリア語」なのかというと、それは、イタリアのカテナチオという戦術の中でのポジション名だったからである。 カテナチオとは、FW以外のほとんどの選手を相手チームの選手にマンマークでつかせ、ディフェンスラインの後ろ、チームの最後尾に一人だけ、マークすべき選手を持たない「自由に守る」選手を置いた戦術のこと。

カテナチオの基となる戦術自体は他国で生まれたものだったが、それを使いこなして有名にしたのはイタリアのクラブ、インテルであった。そのため、カテナチオ、リベロとも、イタリア語で歴史に名前を残すこととなった。

一方、このポジションのことを、英語ではスイーパーと呼んだ。スイーパーとは、DFの中で、マーク相手を持つストッパーの後ろでそのカバーをする役目の選手のことである。だからこの時までは、リベロ=スイーパーであった。

しかしその後、ドイツのフランツ・ベッケンバウアーが、スイーパーとしての役割をこなしつつ、攻撃にも参加するという新たなスイーパーのスタイルを確立した(スイーパーは元々、マーク相手を持たないので、攻め上がることは容易であった)。そして、それまでのスイーパーと区別するために、攻撃に参加するドイツ流のスイーパーをあらためて「リベロ」と呼んで区別するようになったのである。


■ドイツのリベロ

ドイツ流のリベロには、攻め上がるというその役割上、かなり高い能力が求められる。もちろん「攻め上がる」というのは、チーム戦術にそれが組み込まれているという意味で(DFが時々攻め上がること自体はそんなには特殊ではない)、自由気ままに、という意味ではない。

「リベロ=自由人」というと、「自由に攻め上がる」と勘違いする人が多いが、実際に攻め上がるのはかつてのドイツのリベロくらいなもので、本当に自由に攻め上がる「フリーポジション」という意味でのリベロにいたっては、オランダのルート・フリットくらいのものだろう(実際フリットは、サンプドリア時代、「フリーロール(=自由な役割)」と呼ばれていた)。リベロの攻め上がりを基本戦術とするということは、選手個人にかなりの能力を期待して戦略を立てるということであり、もちろんそんな能力を持った選手は、それほど多くはないからである。

ただドイツの場合、以前は優れた能力を持った選手は、一度はリベロをやらされていた。アンドレアス・メラーなどもリベロに置かれたことがあるくらいである。


■現代サッカーにおけるリベロ

現在、スイーパー型のリベロは存在するが、ドイツ式のリベロは、ほとんど見られない。現代サッカーでは、試合の流れの中で守備陣が攻撃参加する戦術としては、サイドバックあるいはウイングバックがオーバーラップする形が主流だからである。 リベロは今で言うCBのポジションであるが、そこから前線へ攻め上がる姿は稀に見られる程度である。それもあくまでCB個人の状況判断によるものであって、戦術としては現代の主流ではない。 今でもディフェンスラインを3バックで構成する場合、ストッパー2+リベロ1の形が多いが、その場合のリベロは、大体スイーパーである。近年ではダブルボランチを置くチームが多く、うち一人が攻撃に参加する場合が多いため、更に中央のディフェンスが、リスクを冒してまで攻撃に出る必要がないという事もある。

ドイツのリベロも、90年代初頭のローター・マテウスの頃にはすでに、DFラインに欠かせない存在ではなくなっていた。その頃のリベロは、リベロとはいってもフォア・リベロ(フォアシュトッパー)だった。守備力ではなく中盤でゲームを構成する力(攻撃力)を持った選手(例えばトーン、マテウス、ザマーなど)を、ディフェンスラインの前に配置するというものであった。つまりディフェンダーから、DFラインの前に位置する戦術的制約を受けない下がり目のミッドフィールダーへと変化していたのである。そして彼らの上がったスペースを消すために、3バックの相棒2人には強力なストッパーを配置した(アウゲンターラー、ヘルマー、コーラー、ブッフバルト等)。

ドイツ人以外の他にリベロといえば、ロナルト・クーマン、フランコ・バレージ、ガエターノ・シレア、ダニエル・パサレラ等が有名。

日本でリベロというと井原正巳や、韓国では洪明甫がそう呼ばれたことがある。彼らはシュート力があった(洪明甫は中盤としてもプレーできるタイプであった)ので攻撃に参加することがあったが、それは負けている試合の最後の攻撃であるとか、クラブチームやアジア1次予選など、相手が滅法弱い場合に限ってのことで、相手が強かったりビッグゲームでリスクを冒して前に出る事は無かった。

守備重視、堅守速攻が主流のサッカーが世界的に続いているため、実質絶滅しているポジションかもしれない。



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